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 故障しにくい運転方法

 運転の仕方次第で修理費用は減らせます!

最近の自動車は故障しにくくなったと言われておりますが所詮「機械物」です。いつかは劣化、消耗してついには壊れてしまいます。
ただし、お使い方や手入れ次第で、その耐久性は大きく変化します。 適切な点検と整備と、一寸したお心使いで貴方のお車の寿命は
大きく延びます。
 
 普段されている運転とは少し違和感があるとは思いますが、経験を積まれたプロの運転手や、整備士は自動車をより長持ちさせる為
に平素から心がけて運転操作しています。 少しでも、メンテナンスの出費を減らし、自動車を長くお使いいただく為にも、故障しに
くい乗り方をお試しください。 

 
急発進・急ブレーキ・急ハンドル・急走行はしない
動いていない状態でハンドル操作する事
少しの思いやりで長持ちします
無意味なブレーキ操作はブレーキ装置の損耗を早めます
真夏はエンジンにとって1番過酷です
夏期の朝晩の涼しい時、降雨時のエアコンは気をつけて
スピードを出すほど損耗が増大します
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 ■急な操作
 
  
難しい理屈は抜きにしても、急な操作はお車の寿命を縮めます。
  1.急発進・急加速
  2.急ブレーキ
  3.急ハンドル
  4.急走行
   出来るだけ急な操作をしないようにすれば、修理費用も随分少なくて済みます。
 
 1.急発進


 「アクセルを一杯踏んでスタート!」なんて事をすれば当然燃料を無駄にしますが、自動車にとっ
てはそれだけでは済みません。
  アクセルペダルを急に踏む事で、エンジンの回転が急に上がりエンジン内部の様々なパーツに
大きな無理がかかります。 その動作を何回も繰り返しているとエンジンの耐久時間が極端に短く
なってしまいます。
  大型船に積まれている舶用の大型ディーセルエンジンは最高出力にするまでに何時間もかけま
す。そうしないと、熱歪みでエンジンが破壊されるのです。
  自動車の場合は比較にならない程小さいですが
出来るだけゆっくりとアクセルペダルは踏
んでください。


 
マニュアルミッション車では、急発進するとクラッチディスクが極端に磨耗します。
 一般的にはクラッチディスクの寿命は市街地走行で5~10万キロですが、操作が悪ければ、
1~2万キロでズルズルに滑ってしまう事があります。
 当社の個人タクシーお客様の例では20万キロ走行されて、オイル漏れでミッションを分解したと
ころ、クラッチディスクや、クラッチカバー、フライホイール等は、ほとんど全く磨耗して居らず、オイルシールが経年劣化による硬化のためのオイル漏れでした。プロとは言え本当に凄いものです。
 
 オートマチックミッションは上手く乗れば20~30万キロ位は持ちますが、急発進を繰り返せ
ば10万キロ以下で滑り始めたり、変速ショックが大きくなります。 リビルト品と乗せ換えする
のに普通十数万円かかってしまします。
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 2.急ブレーキ


高速でブレーキを頻繁に
使用したロータ

(BMW 325i)

  ブレーキのパットやシューはブレーキディスクロータやドラムに油圧による大きな力で押し付
けて自動車を静止させる為の部品です。 エンジンやモータの力を利用しているので、貴方が思っ
ておられるよりも、ずっと大きな力で作動しているのです。
  ブレーキを踏むたびにパットやシューは消しゴムの様に少しずつ減っていきます。 市街地の
走行では一般に4~8万キロ位は走行出来るようですが、頻繁に急ブレーキをかけるとで、その寿
命は極端に短くなり1~2万キロで無くなってしまう事があります。

  更に、強い制動力により、ディスクロータやドラムの金属製の当たり面までもが偏磨耗し交換
しなければならなくなります。  ( ベンツ等の欧州車ではパットとロータの両方が減って行き
、標準的な作業としてパットとロータを同時に交換するタイプも有ります。)

  急ブレーキはタイヤの寿命も極端に短くします。 速度を控えめに、前をよく見て、正しい状
況判断をしていれば余程の事でもない限り、急なブレーキはかけなくて済むはずです。
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 3.急ハンドル

  急ハンドルは危険なだけでなく、ハンドル系統や足回りに悪影響をもたらします。コーナリン
グ時にタイヤがきしみ・スリップ音が発生するとタイヤの偏磨耗につながります。サスペンション
廻りにも大きな負荷がかかって耐久性が低下します。
  カーブの多い山道ではカーブの手前では アクセルをゆるめて速度を落とし、コーナーに入っ
たら少しずつアクセルを踏んでいくと滑らかに行できます。ブレーキを踏む頻度も下がるしタイヤ
や自動車本体にかかる負担も随分減ります。何よりスムーズな運転は同乗されている方に不快感を
あたえません。 少しのお気遣いで長持ちします。
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 4.急走行
   
 エンジン始動直後に急に走行してはいけません。自動車各部の装置類が充分に暖機出来ていない
為に、エンジンではオイルが行き渡らず金属摺動部が磨耗して寿命を締めます。
  エンジンが始動したら途端にレッドゾーンまで空ふかしする訳の判らない人がいますが、絶対
にレーシングはしないで下さい。燃料を無駄にし、エンジンの寿命を縮めるだけで何の意味もあり
ません。  雪道での走行で記載致しましたが、せめてヒートゲージの針が少し動き始めるまで季
節を問わず暖機運転してあげて下さい。
   5万、10万、15万㌔と走行されるに連れて、その違いは確実に出てきます。貴方のほん
の少しの思いやりで愛車は必ず貴方に答えてくれる筈です。


10万㌔走行時、タイミングベルト交換の為、分解したカムギヤの写真です。当社お勧めのエンジ
ンオイルを、5000㌔で定期的に交換し、暖機運転を常にされている、運転手付きのトヨタクラ
ウンのエンジン内部。まるで新車と見間違えます!

 
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 据え切り

  
せまい車庫の出し入れや、幅寄せ等で自動車が動いていない状態でハンドル操作する事を言
います。
 最近の自動車には殆んどパワーステアリング装置が付いていますので、自動車が前後に
動いていない停止状態でもハンドルは軽く操作出来てしまいます。


  
ところが、この操作が自動車にとっては大変な負担なのです。もちろん各メーカは、停車状
態でのハンドル操作について充分な耐久力を持たせてはいます。 常時この「据え切り」をしてい
ると、油圧式のパワーステアリング装置の場合では、発生する油圧が非常に高くなる為オイル漏れ
防ぐ為のシール類や油圧を伝えるホース類からオイルが漏れ易くなります。更に操舵力をタイヤに
伝える為の、タイロッド、エンドのジョイント(関節)部が早く磨耗して走行不安定になります。

  試しに、エンジンを切った状態でハンドルを操作してみて下さい。 とてもじゃないけど回せ
ません。 今度は少し動いている状態でエンジンを切って操作して見ると、以外にも、少し重たい
ですが操作できます。 (道路では絶対にしないで、まわりに充分注意して試してください)

  つまり、据え切りは自動車のハンドル系やタイヤに大きな負担になっていると言う事です。
たまに据え切りしても別に支障はないのですが、日常的にするのが良くありません。 
  自動車学校や、ディーラ等もこの据え切りに付いては余り説明していませんが、靴のかがとを
コンクリートの床にこすり付けるのと同じでタイヤもこれによって部分的に磨り減ってしまいます。
   

 
 永く、調子よく乗るには、タイヤがほんの少しでも良いから回転している時にハンドル操作を
して下さい。  パワーステアルングポンプ、ステアリングギヤーボックス、 油圧ホース、 
タイヤどれをとってもみな高額な部品です。
 一寸した思いやりで自動車は長持ちします。
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 バッテリー


 
 バッテリは日本語で 「蓄電池」 と言われまさしく電気をためておく装置です。 自動車で
の役割は、エンジンを始動させる為のスタータモータ(セルモータ)を動かすための電力を供給す
る為だけでなく、様々な電気で動く装置を作動させる為の安定化電源としての役割を持っています。
  雪道の走行でも述べさせていただきましたが、使用状況や温度によってもその性能、耐久力は
大きく変化します。

発電のしくみ
 
自動車の電気は、エンジンの力で発電機を動かして、発電機で作られた電気を利用し、様々な装
置を動かしています。 発電量はエンジンの回転数が上昇するにしたがって増加します。
  電気の使用量が発電量より多かったり、エンジンが止まっていて発電していない時は、バッテ
リに蓄えてあった電気を使う様になっています。減った分はまた、発電している時に余った電気を
バッテリに蓄えておきます。
  充分に充電できて電気が余ってきたら、発電機はレギュレータ装置によって発電量を調節し、
エンジンに余分な動力をかけない様に調整しています。

放電させない
 
発電していない状態で、ハザードやランプ類を使用したり、エンジンの回転が低い時にエアコン
や他の多くの電気を使い続けていると、バッテリの蓄電量が極端に減ってきます。エンジンの回転
が上がり発電量が増えると、再びバッテリに充電されますが
この充放電の繰り返しが、バッテ
リや発電機の寿命を極端に短くさせます。

  
 
 もし、バッテリが上がった後走行される場合は、急にエンジンの回転を上げると、先程の説明
の通り、大きな電流が発電機や配線、バッテリーに流れる為おおきな負担となって耐久力が低下し
ます。そんな時は他の電気装置は一切使わないようにして、アイドリングでしばらく、いくらか充
電出来るまでお待ちになるか、時間がない場合にでも急にエンジンの回転を上げない様な運転を心がけて下さい。 
  5千円前後のバッテリもありますが、多くの高級車は数万円もするバッテリを搭載しています。 少しのお気遣いで、バッテリの寿命は延ばせます。
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 ■無駄なブレーキ

 
プリウスなどの回生ブレーキ装置が付いているお車は別ですが、一般に急ブレーキ
もお車のためには良くありませんが、必要も無いのに軽くブレーキペダルに足を続ける事は
出来るだけしないで下さい。ブレーキの保守管理で説明させて頂きましたが、ディスクパット
とブレーキロータとはブレーキを作動させていない時でもほとんど隙間なく摺動しています。
 
  走行中に前の自動車との車間距離が少なくなった時に軽くブレーキを踏まれる方は多くいらっ
しゃいますが、その操作でブレーキパットやシューは少しずつですが、確実に磨り減っています。
 
 このような場合には、直前の自動車だけを見るのではなく、数台先の自動車の走行状態やブレー
キランプの点灯に気をつければ、車間距離の予測ができるはずです。 そして、なるべく
ブレーキ
は使わずにアクセルを軽く放し速度を調整するように心がけてください。
 これだけでブレー
キは随分長持ちするようになります。 高速道路では、スピードを少し控えめに、車間距離は充分
とっているだけで燃費も節約出来、自動車も長持ちします。
 
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 ■待機中のエアコン

  30℃を超える夏場は、エアコン無しではとてもお車には乗れませんよね。運転者だけでなく
、自動車のエンジンにとっても非常に過酷な環境です。特にお車を停止した状態でのエアコンのご
使用は、多くの不具合の原因につながります。
どうしても駐車中にエアコンをご使用になられる場合には
 
   1.日陰にとめる。
   2.ボンネットを開けて、風通しを良くしておく。
   3.ガラスに遮光フィルム等を貼る。
   4.エンジンオイル、冷却水の管理を充分にしておく。

    等のエンジンがオーバーヒートしない様にする事が大切です。

 メーター内の水温計は、車種によって異なりますが、エンジンの水温が一番高くなりそうな場所
に取り付けてはありますが、エンジン全ての箇所の温度を表示している訳ではありません。 また
、水温センサ、水温計の不具合の場合などはメータ表示は正常値でも実際はオーバーヒートしてい
る事もあります。
  
 アイドリング時には、走行風が無い為に、自動車に付いている冷却ファンのみで自動車の外部へ
放熱しなければなりません。 走行中と異なりエンジン回転数が低い為に、エンジン回転を利用し
て動かしているウォーターポンプやオイルポンプの流量も少ない状態になります。 この為に、エ
ンジン内を循環する冷却水や、エンジンオイルの流量が少なく充分な冷却が出来ず、局部的に高温
の箇所が発生してしまいます。

 停車中に何の対策もしないで、
常時エアコンをご使用になっておられると、燃料の無駄使い
だけでなく、エンジンの寿命を縮める事になります。

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 ■涼しい時のエアコン

 酷暑のエアコンのご使用も自動車にとって過酷ですが、逆に外気温が低い時のエアコンのご使用
はエアコンのコンプレッサー(家庭用のエアコンでは室外機に相当)を傷める原因になります。

 エアコンは室内を冷却する為に、自動車では一般にフロンや代替フロンなどの冷媒を使用してい
ます。 エンジンルーム内で圧縮、液化された冷媒はパイプを通って室内に入り、スプレーノズル
の役割をしているエキスパンションバルブ(膨張弁)で一瞬に霧状になり気化します。
  この時急激に冷媒の温度が下がり、エバポレータと言う熱交換機で室内の熱を吸収します。

 夏場の気温の高い場合は冷媒の全てが気化し、再びコンプレッサーに戻るので問題はないのです
が、さほど気温が高くなく(25度以下)エアコンの能力に充分余力のある場合、冷媒が気化され
ずに液体のままコンプレッサーに戻ってしまいます。 車載用の多くのコンンプレッサーは気体だ
けを圧縮する様に設計されている為、液体が流入してくると圧縮出来ずに破壊されて、異音が出始
めます。

 この故障を防ぐ為に、室内側の冷媒温度が低くなれば、循環する冷媒の流量を減らしたり、コン
プレッサーを停止させたりする制御を行っています。 高級車では、冷媒の戻り温度が低くなりす
ぎると、サクションレギュレータが働いて、室内に行かせずに冷媒をコンプレッサーに直接 戻す事で、装置を保護し、負荷を軽くして燃料を節約するタイプもあります。 

 お車が新車の間は特に問題ない場合でも、長くご使用されていますと、室内のエバポレーター
(ラジエーターと形状が似ています)のフィン部にほこりや汚れ、水垢、カビ等のために詰まって
きます。 エバポレーターが空気を冷やした為に出来る水が凍り始め、ついには温度を検出するサ
ーミスタに空気が当たらなくなり、エアコンは冷えていないと判断しどんどんと冷媒を循環させま
す。 熱交換しないのですから、
冷媒は気化されず、液体のままコンプレッサーに戻りついに
は、破壊されます
。これをリキッドバックと言います。

 
リキッドバックを予防する為には、エバポレーターを洗浄、交換するのが効果的ですが、費用
も高額になります。お使い方では

  1.風量は弱にしないで なるべく中以上にする。
  2.温度は25℃以上に設定し、ヒーターの熱で暖める。
  3.雨の日は特に湿度が高く凍り易いので特に注意する。
  4.高速になるほど、エアコンに余裕が出来るので、注意する。
  5.タバコを吸われる時は、窓を開けて煙を室内から排出する。 

エバポレータが詰り風が通らず、センサが正しい温度を検出できなくなる為、コンプレッサーに冷媒が液体のまま戻ってしまいます。
(ベンツ280)

タバコのヤニがエバポレータに付着しそれにホコリがくっついて空気の通路を詰まらせます。凍結のためにエバポレーターからガス漏れしたもの。
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 ■速度の出し過ぎ

 速度の出し過ぎは、危険なだけでなくお車の寿命を縮めます。運動エネルギは速度の2乗に比例
して大きくなりますから、衝撃もそれに伴って増大します。一例を挙げますと

  (80㌔)2=6400        120÷80=
1.5
 (120㌔)2=14400   14400÷6400=
2.25

 つまり、時速80㌔から 1.5倍の120㌔に速度を増せば運動エネルギは 2.25倍に
増大してしまいます。
 実際のお車を運転されておられて、80㌔も120㌔もさほど変わらないと感じられるでしょう
が、自動車にとっては大違い! スピードを出す事でブレーキ廻りの損耗が速くなりのは勿論、
足回り車体にも負担がかかり、燃費も低下します。出来るだけ速度をひかえて運転される事をお勧
めいたします。

 
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