エンジンから発生する振動により、メンバ( 車長方向) が振動します。 オリジナルの取付け法式ですと、クロスメンバー(車幅方向)間が長く、 メンバーの剛性や、振動や捻り力に対しての強さが低くなってしまいます。 今回、エンジン、ミッションマウントをメンバーと一体化させた為に、 クロスメンバー間の距離(スパン)が短くなり剛性が高まります。 |
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エンジンマウントの形状比較 | |
オリジナルのエンジン支持方法ですが、上記の図のように左右 に独立したエンジンサポートブラケットがフレームにボルト留め されています。 アイドリング時のトルク変動に伴う振動や、走行中に発生する 振動をそれぞれのブラケットが受けクランクシャフトの軸心を 中心として捻り振動が発生します。 |
機械構造用炭素鋼管でブラケットを上図のように製作し ます。 左右のフレームを一体化させる事で、エンジンが 発生する回転方向の振動を大きく減らすことができます。 特に今回はフレームの強度が低く、オリジナルのブラケッ トを改造しても、セルシオの高出力なエンジンから発生す る、トルク変動を吸収出来ません。 車体全体の強度を高める為にも、 ミッションメンバーと併 せて製作する事にしました。 |
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